「食べて痩せる」ダイエットが流行ってるみたいだけど、本当に痩せるの?怪しいダイエットじゃないの?
健康的に痩せるためには「しっかり食べる」ことが必要です。しかし、おっしゃるように「食べるだけで痩せる」魔法の食べ物などはありえません。怪しいダイエットに引っかからないように注意してください!
本記事では、私が実際に成功した「食べて痩せる」方法と、2年かけて学んだことを紹介します。
怪しいものを売ったりしませんのでご安心ください(笑)
- 主婦歴9年目の3児のママ
- 食生活アドバイザー2級
- ダイエットインストラクター資格取得
- 腸活アドバイザー資格取得
- 2年で産後ダイエット-25kgに成功(67kg ⇒ 42㎏)
「食べて痩せる」ってどういうこと?その意味とは
最近、SNSやテレビなどのメディアで「食べて痩せる」という言葉をよく耳にしませんか?
以前は「○○するだけ」「○○飲むだけ」など「○○だけ」ダイエットなどが紹介されていたイメージですが、最近では「食べて痩せる」「食べながら痩せる」方法が紹介されています。
実際に私も「食べながら痩せる」を実践して健康的に痩せることができましたが、その言葉の意味をきちんと理解しておいたほうがいいなと思ったので、私が思う「食べて痩せる」の意味をお伝えします。
「食べて痩せる」という言葉の意味を考える
本来、「食べて痩せる」ということは不可能です。
食べ物にはカロリーがあり食べたものは全て栄養となり、たいていのものは体に吸収されるからです。
基本的に「食べて痩せる」魔法のような食べ物はないと思ってください。
「飲むだけで痩せる」「運動しないで痩せる」などの甘~い言葉にも惑わされないように注意してくださいね。
今まで私自身、そういった甘い言葉の誘惑に負け(?)続けてきて色々試しましたが、結局効果を感じられることなくお金だけが飛んでいきました…
そういったダイエットとはお別れして、「健康的に痩せたい」という思いから一生続けていけるダイエットや健康法を学び、自身でも食べて痩せるを実践し、1年で15㎏痩せることができました!
私が思う「食べて痩せる」は、身体に良いものをバランスよく必要な分だけ食べて健康的に痩せるということだと考えています。
そもそもダイエットという言葉には「体重が減る」という意味だけではなく、「食事改善」「食事療法」などの意味が含まれています。
極端な食事制限ではなく、あなたに合った食事改善を目指していくことが大事です^^
「食べて痩せる」はありえない?3食食べる上で気を付けること
次は「食べて痩せる」時のポイントをいくつか紹介します。
何をどのくらい食べるかが勝負のカギ
3食しっかり食べて痩せるには「何をどのくらい食べるか」が勝負のカギになります。
まず、考えることは3大栄養素の「糖質・脂質・炭水化物」のバランスです。
このバランスのことをPFCバランスというのですが、ダイエットにおいてこのバランスはとても重要で、これさえ押さえられたらもう勝ったも同然。
慣れるまでは大変ですが、確実にこの先ずっと役に立つこと間違いないのでPFCバランスを意識した食事を身に付けていきましょう^^
PFCバランスの計算をして「食べて瘦せる」を実践
PFCバランスはP(タンパク質)F(脂質)C(炭水化物)の意味で3大栄養素を表しています。
このバランスは目指す体型や目標によって変わってくるので、1人ひとり全然違います。
いつも自分がどのくらい食べているかを知ることから始めていただきたいので、食事改善する前に今、あなたが食べている量のPFCバランスはどうなっているかをぜひチェックしてみてください。
体重や身長から簡単に割り出せる、PFCバランス計算はこちらのサイトでできるので、目標設定に活用してください。
「食べて痩せる」ために食べるべき3大栄養素
次に「食べて痩せる」ために食べるべき栄養素について少しお話します。
上記でも言いましたが3大栄養素とは以下の3つのことで、毎日必ず採るべき栄養素になります。
- 炭水化物
- 脂質
- たんぱく質
3大栄養素が持つ役割は以下の通りです。
炭水化物の役割と糖質制限の必要性
炭水化物と聞くと「太る」とイメージする人が多いと思いますが、実はめちゃくちゃダイエット向きの食材なんです!
米、小麦(パン・うどん・パスタ)など主に炭水化物として想像するものは、適度に糖質が取れる上、以外にも脂質が低いので、摂取オーバーにならない限り太りにくい食材と言えます。
では、そんな炭水化物にはどんな特徴や役割があるのでしょうか?
炭水化物の特徴や役割
- 炭水化物は大きく分けて「糖質」と「食物繊維」に分けることができる
- 糖質は体内でブドウ糖に変わる
- ブドウ糖(糖質)は体を動かすエネルギー源になる
- カラダの中でも特に主に脳を動かすエネルギー源になる
- 糖質が不足すると、イライラしたり疲れやすくなったり、集中力がなくなる
糖質は、カラダにとって大事な栄養素であることが分かります。
ですが、「ダイエット=炭水化物抜き」「ダイエット=糖質制限」などが流行しているのが現状です。
このようなダイエットは、普段から糖質過多になっている方向けですので、普段から適量を食べている方には不向きです。
「炭水化物こそダイエット中に積極的に摂るべき」これを知ったあなたはもうダイエットの勝ち組ですね!
「食べて痩せる」ために必要な脂質の役割
次に重要な「脂質」について。
ダイエットに成功するか否かの分かれ目は、この「脂質」が握っていると言っても過言ではありません。
脂質摂取さえコントロールできればダイエット難民から脱出できます。
脂質の特徴と役割
- 糖質同様に体を動かすエネルギー源になる
- ホルモンや核膜の構成をする
- 脂溶性ビタミン(ビタミンD・A・K・E)の吸収を促す
- 脂肪酸の中で食物から摂るべき必須脂肪酸がある
- 脂質過多になると生活習慣病になりやすくなる
- 脂質不足になるとビタミン欠乏症や抵抗力が弱くなり風邪を引きやすくなる
えごま油、オリーブオイル、ごま油などは必須脂肪酸が多く含まれているため、積極的に摂ってほしい油ですが、身体に良いからといってたくさん摂りすぎると脂質過多になるので、適度に摂るようにします。
また、脂質をあまりにも減らしすぎるとビタミンD・A・K・Eの吸収がうまくいかず、せっかく野菜をたくさん食べていてもビタミン欠乏症になる可能性があります。
他にも動物性脂肪より植物性脂肪のほうがコレステロール値を低下させる役割があったり、脂質にはたくさん種類があるため、身体に良い油を積極的に適度に摂り、脂質不足にならないようにすることも大事です。
余談ですが、脂質は1gにつき9kcalあるので、糖質の倍(糖質1gにつき4kcal)のエネルギーを素早く作ることができます。しかし!その分食べすぎると脂質過多となり太ってしまいます。何事も食べ過ぎはよくないですね・・・
タンパク質の役割は?手軽に取れるプロテインは必要?
ダイエットやトレーニングをする人にとって、1番気を付けて欲しいのがタンパク質です。
見落としがちですが、タンパク質を摂ることはダイエットにおいてとても重要になります。
たんぱく質の特徴と役割
- 筋肉や臓器など体を構成するために必要な栄養素
- タンパク質は20種類のアミノ酸があり、その中でも必須アミノ酸と呼ばれる9種類のアミノ酸は食物からしか吸収できない
- 必須アミノ酸は主に筋肉を作るのに役立つためトレーニングをしていなくても摂るべき
- その他のアミノ酸(非必須アミノ酸)は体の中で作ることができる
食事でタンパク質をちゃんと摂れる場合は無理にプロテインを追加して飲む必要はありませんが、1日の食事で必要量をきちんと摂れないという方は、プロテインに頼りましょう。
甘い味のプロテインにするとジュース感覚で飲めたりするので、ダイエットに甘いものが食べたい!飲みたい!となった時でも代用することができます。
ちなにみですが、ソイプロテインとホエイプロテインと2種類ありそれぞれに役割が違うので、飲むタイミングなども重要になってきます。
やっぱり食事だけではダメ?運動することの大切さ
食事を改善するだけで、体重を減らすことは簡単です。
普段食べている量を減らし適度な量にしているのだから、今まで食べ過ぎていた人はスルスルと痩せていくでしょう。
私も食事改善だけをした時はスルスルと体重が落ちていきました。
しかし、その後の私の前に立ちはだかったものが「なんだか締まりがない」「筋肉がなくてブヨブヨだな」「下腹ぽっこり」という痩せたけど見た目がイマイチ問題。
ただ、体重を落とすだけでは理想のカラダになれない。食事改善だけではダメだなと実感しました。
運動することの大切さ
食事を改善することができたら、次は少しずつでも運動を日常に取り入れていくことをおすすめします。
正直、できるだけラクに痩せたいと考えていましたが、筋トレの重要さに気づきトレーニングを始め、ほどよく筋肉のついた理想の体型になることができました。
それだけではなく、運動することで得られたものがたくさんありました。
運動で得られた効果
- トレーニングをすると自信がつきプラス思考になれた
- 周りと比べることがなくなり、卑屈になることがなくなった
- 体力がついて、休日の外出が楽しくなった
- 筋力が増え、代謝が上がって脂肪が燃えやすくなった
- 筋肉がほどよくつきブヨブヨだった体が引き締まった
がっちがちに鍛える必要がないので、私は宅トレで十分でした。
宅トレは続ける根気だけ必要ですが、それができれば安上がり!(笑)
運動を習慣化するための方法
まずは、運動を習慣化するための方法として大事なことが「目標」を決めることです。
その目標を決めるために大事なポイントがあるので以下を参考にしてみてください。
目標を決める時の大事なポイント
- 目標設定を厳しくしない!
- 目標を達成したら自分にご褒美をする!
- まずは必ず継続することができることから始める
- 1日数分からでもOKなのでまず2か月続けること
- 目標は経過を見て途中で変更してもOK
まずは、最初から目標を高くしないことが1番です。
1か月で5㎏とか、2か月で5㎏とか、10㎏とか、目に見えて無理な目標ではなく
- 運動する習慣を身に付ける
- 毎日10分運動する
- おやつは1日1個まで
- 脂質の高いものは避ける
- 友達と遊ぶ時は気にせず楽しむ
など、簡単なものでOK。
まずはどんなことでも「継続できた」という達成感を味わうことが大事です。
達成感を味わうと脳が「嬉しいこと」と認識するため、モチベーションが向上します。
運動を習慣化できない方でも安心のツール
最近ではYouTubeでトレーニング動画を配信されているので、YouTubeを見ながら続ける人も多くいます。
ですが、途中で広告が入ったりして煩わしい思いをすることもあります。
また、強制されないため自分自身にやる気が起きないと続けることが難しかったり、どんな動画を見ればいいのか選んでいるうちに時間が経ってしまう・・・
私も経験済みですが、思ったトレーニングができず不完全燃焼で終わることもありました。
私のように、トレーニングメニューを選ぶことができない人、ジムに行くことができない人でも、ジムよりも格安で家で誰にも邪魔されずできる、オンラインパーソナルトレーニングもあるので、運動が習慣化できない人はこういったサービスを利用するのがおすすめです。
まとめ|「食べて痩せる」を実現する方法はある!
「食べて瘦せる」はありえない?という疑問について、私が実際に3食しっかり食べて痩せた方法を書きました。
結論は食べて痩せるを実現する方法はあります。
ただし、人それぞれやり方や効果の出方は違うので自身で色んな方法を模索する必要があります。
厳しいかもしれませんが、簡単に痩せられる方法はなく、ダイエットは根気強く続けた人が結果を得られると私は思います。
それでは、最後にもう1度「食べて痩せる」を私が実際に実現した方法をまとめておきます。
- 3食しっかり食べること
- 3大栄養素のバランス(PFCバランス)を計算する
- PFCの摂取量を毎食気を付けておく
- できるだけ毎食食べたものを記録する
- 食事改善と並行して運動習慣を身に付ける
- ダイエットの目標は低く設定し、徐々に上げていく
- 目標を達成したら頑張った自分にご褒美をあげる
- 継続は力なりを信じて疑わないこと
- オンラインパーソナルトレーニングの体験やお試しレッスンなどを活用する
まずは、目標設定を低くし、〇㎏痩せるというよりも運動を続ける、食べ過ぎないなどの行動を目標にすることがおすすめです。
知識を習得することも大事ですので、本を読むこともいいかもしれません。私は活字が苦手なのでなかやまきんにくんさんのYouTubeのサブチャンネルを参考にしましたが、分かりやすく面白いのでおすすめです^^
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